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同じ子育てをしても、始終イライラとしている人もいれば、いつも笑顔でのんびり構えている人もいます。この違いはいったいどこから来るのでしょうか?
子どもの時は、気にいらないことがあったら、カーッと怒るけど、翌日に持ち越すようなことは殆どありません。昨日のことは何事もなかったかのように、また友だちと付き合えるのです。
だけど、大人の場合はそうもいきません。
子どもは感情を一気に出して燃焼し尽くすから一区切りつくのですが、大人は、怒りの感情が湧いてきてもそれを抑え込もうとします。そのガマンを継続するとイライラを引き起こすのです。
それでは、どんな場面で、子どもにイライラしてしまいますか?もちろん、そのイライラの原因が子どもにある場合もありますが、ここでは、自分の内側にあると仮定して考えてみましょう。
そもそも、信念とは?
辞書で調べると、
「正しい」と信じる自分の考え。固く信じて疑わない心。行動の基礎となる態度。
このように書かれています。
もう少し、具体的に言うと、自分の人生の中で、小さい頃から現在までに起きたできごとを通して、自分の中に強烈に印象付けられた感情や思いのことです。生まれてから、数々の経験の積み重ねで、感情と共に定着した自分の思いのことをいいます。
不自由な信念とは、自分の中にその信念を持ち続けることで、息苦しさをもたらす元凶となっている信念のことをいいます。
誰でも心の中に、「○○すべきだ!」「○○するべきじゃない!」という信念やルールを持っています。そして、自分のその信念やルールと違うことが起こった時に、苛立ちを感じてしまいます。
子育ての場面で、例えば、このような信念を持ち、子どもをみると、
①子どもは元気で活発であるべきだ。
②子どもは良い大学を出て、良い会社に就職すべきだ。
③子どもはもっと1つのことに集中して取り組むべきだ。
さて、どうでしょうか?自分の信念どおりにならないと、イライラが募ります。なんで子育てがうまくいかないのだろう?と悩みます。自分の信じているとおりにならない子どもに対して、憤りを感じます。
では、不自由な信念を少しだけ緩めて、
①’ 笑顔があれば十分!
②’ 人並みで十分!
③’ いろいろと好きなことがあって十分!
今度はどんな気持ちが浮かんできましたか?
信念が少し書き換えられただけで、気持ちが楽になりますよね。
大人になると、「○○すべきだ!」や「○○すべきじゃない!」という信念はますます増えていきます。そして、自分自身がその不自由な信念にがんじがらめになって、身動きが取れない状態になっていることもあるでしょう。自分の中の不自由な信念を見直したり、少し緩めたりすると、大人の自分も気持ちが楽になります。
子育て場面で、自分の信念の中で、これは手厳しいなというものが見つかったら、見直してみるのもいいですね。不自由な信念を手放すことによって、自分自身の気持ちが楽になれば、子育ても、今までとちがった視点で見つめることができるかもしれませんね。
まず初めに、自分の中にある「○○すべきだ!」や「○○すべきじゃない!」という信念を箇条書きに書き出してみましょう。恐らく、子育てに関しても、家族や周囲の影響を受けて、「○○すべきだ!」や「○○すべきじゃない!」という信念が高難度なものになっているかもしれませんよ!
例)✅母親(父親)だから○○すべき!
✅女(男)だから○○すべき!
✅いつも穏やかであるべき!
✅いつもよい母親(父親)であるべき!
✅だれにでも優しく接するべき!
✅子どもは親の言うことに従うべき!
✅人からの期待にはすべて応えるべき!
次に、この信念を変えるぞ!という決断を自分の中で下さなければなりません。それができたら、なぜその信念を持つようになったのかということについて考えてみましょう。きっと、そう思わずにはいられなかった状況があるはずです。その状況まで時間を巻き戻して、できごととその時の感情について考えてみるのですが、詳しいことがもっと知りたい方は、すぐ下の申込みフォームから、お気軽にお問い合わせください。
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