カウンセリングルーム　　ききびとアンダンテ♪

お子さんが不登校になると、親御さんは心から心配をされます。早退でも遅刻でもいいから、休みグセがつかないように何とか学校へ行かせたいというのが、本音ではないでしょうか。

でも、しっかりと話を聴いてあげて、お子さんの気持ちに寄り添い、休息をとらせることが大事な場面もあります。

不登校初期の対応

不登校初期の段階では、心身の不調を訴える日が出てきて、学校に行けたり、行けなかったりするので、とても不安な気持ちで、お子さんを見ておられると思います。

不登校になる原因というのは、さまざまあり、お子さんにより異なります。解決ができそうかどうか、まず、学校での様子を把握し、相談されることが重要です。初期の段階で、抱えている問題が解決されれば、不登校にならずにすみます。早期に解決の糸口が見つかり、うまく対処できれば、お子さんも頑張れるかもしれません。

しかし、病院では特に異常はないが、頭痛や腹痛を訴える場合は、一時的に学校を遠ざけ、お子さんの抱えている辛い状況をしっかりと聴いてあげる段階にあります。心のうちに、安心感を得ることができれば、再登校はできるようになりますので、お子さんの気持ちにそっと寄り添ってあげていただきたいと思います。

ききびとアンダンテ♪では、この時期がとても大事だと考えています。

親御さんは心配のあまり、お子さんに対して叱咤激励し、がんばればできる、だいじょうぶだから！とたくさんの励ましの言葉をかけられます。叱咤激励、結構なことですが、心が弱っている時には、これが心にズシンと来ます。親御さんは心配のあまり、ズシンと来るような言葉かけをしてしまいがちです。

もしかしたら、この言葉かけのせいで、うまくいかなくなることもありますので、気をつけたいですね。心が弱っている時は、言葉1つにもとても敏感になります。繊細な心の持ち主ですと、この叱咤激励が、とても苦痛になることもありますので、気をつけたいものです。

不登校初期をききびとアンダンテ♪と共に

それで、ききびとアンダンテ♪では、まず、親御さんの不安を理解し、不安を取り除くお手伝いをさせていただき、対応の仕方を一緒に確認しています。

オンラインでのご相談をよくいただきますが、最近は、メール相談も多くなってきました。

オンラインでは、お試し60分で、いろいろ話せます。いちばん知りたい対応の仕方が即席で分かります。ですが、あっという間に時間が過ぎていき、相談時間も終わってしまい、次の回が必要になってきます。

その点、メール相談だと、期間が1ヶ月あるので、その日その日の対応で不安になったとしても、メールで相談ができますので、親御さん自身の安心感を得ることができます。これでいいのかな？と不安に感じながら、お子さんに接するのも大きなストレスになります。親御さんが不安に感じていることは、お子さんにも伝わります。もし、「不登校はいけないことだ」とお考えだと、「いけないことをしている自分はお母さんを苦しめている、自分はダメだ！」というふうに、お子さんが感じてしまい、学校に行けないことで、自分自身を責める形になっていきます。自己肯定感が下がり、自信を失ってしまいます。

だから、不登校初期での声かけは、本当に重要だと考えています。

不登校は、長いトンネルに例えられます。もしかしたら、長いトンネルに入らずにやり過ごせるかもしれません。不登校の原因を追究するよりも、これから先、どう対処するかを大事に考えていきましょう。

不登校のメール相談でできることとは？

オンライン相談（対面相談も有り）とメール相談を組み合わせて、再登校まで継続された方もおられました。長期の方は、それぞれの段階で、メニューコンテンツを少しずつ変えています。1カ月にワークが２つずつこなせるので、いろいろな学びができますよ。

分からないことがあったら、ご遠慮なくお問い合わせいただけたらと思います。

カウンセリングの様子

オンラインZOOMでの相談は、こんな感じです。パソコンかスマホさえあれば、ご自宅からアクセスできるので、楽ですね。ご自分の都合のよい時間帯を予約しておけば、OK!

目の離せない小さいお子さんのいらっしゃる方、移動時間を節約したい方、外出が難しい方には、とても便利です。

対面での相談は、こんな感じです。ご相談される方の、言葉の選び方や所作、表情などがリアルに分かります。それぞれのやり方のメリットを組み合わせると、効果的です。

オンラインでの相談後、メール相談に切り替えるとか、メール相談を受けながら、時々オンライン相談をするなど、自分にマッチした方法を選ぶことができますので、ご相談くださいね。