不登校に効く?自己肯定ワーク

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不登校に効く?自己肯定ワーク

私たちの体は、何からできていますか。

→→今までに食べてきたご飯からできています。

ならば、私たちの心は、何からできていますか。

→→???

私は、今までに受け取ってきたことばからできていると思うのです。

仮に受け取ったことばが、傷つきのことばだったとします。そうすると、「自分はダメだ」とか「自分が悪いんだ」とかネガティブに受け取ってしまい、自己肯定感は下がってしまいます。

不登校のお子さんの中にも、学校で傷つき、自分の居場所がなくなり、自信を失っている状態のお子さんがおられるかもしれませんね。

今日はそんな低い自己肯定感をどうやって高めていくかについてお話しようと思います。

自己肯定ワークをアプリでやってみよう!

「Myできたことリスト」というアプリをご紹介しようと思います。

とてもシンプルにできていて、初心者にも使いやすいアプリです。では、内容について少しご紹介していきます。

「Myできたことリスト」の使い方

今回ご紹介するアプリは簡単にいうと、日記をつけるページ、できたことリストを眺められるページ、1分間自己肯定ワークを行うページで構成されています。

SNS機能もついていて、自分の日記を公開し、いいね!やコメントがもらえるコーナーもありますので、とても楽しく活動して自己肯定感が高まるようにできています。

まず、日々やることは、毎日の小さな「できたこと」を記録していくことです。「できたこと」と、「このできたことから学んだこと」の2項目について書きます。画像も貼り付けることができますよ。

これはわたしの「Myできたことリスト」なのですが、自分で自由に書き込みます。日々の「できたこと」が増えていき、やがてリストになっていきます。時々リストを見て、毎日頑張ってきたな、できたことが増えてきたな、などと感じながらリストを眺めています。

「Myできたことリスト」に何を書くの?

何か自分がアクションを起こした時、他者と比較して物事を見ていることが多くありませんか。そして、「自分はダメだ」という気持ちに囚われてしまう。つまり、成長のブレーキがかかってしまうんです。

「できないこと」にフォーカスばかりしていると、ネガティブな気持ちになり、自らが成長を阻害していることになるんです。だから「できたこと」が簡単に見つからないのです。

日記をつける時、毎日同じ内容でもいいと思うんです。「今朝も気持ちよくラジオ体操ができた」➡「続けているので健康が担保できる」でもOK。

こんなのでもOKだと思います。

  • 楽しかったことは?
  • 心地よくできたことは?
  • 役に立った本は?
  • どんな人と出会えた?
  • どんなことをやり遂げた?
  • 好きなことは?
  • 嬉しかったことは?
  • どうやって立ち直った?

だけど、1週間もすると、もっと他にも「できたこと」あったよなあ…なんだっけ?とちょっと考えて、違うことを見つけて書こうとしますよね。それがいいんだと思うんです。それを続けていけば、生活の多方面から自分の「できたこと」がたくさん発見できますから。

そして、日記にまた書きたいから、何かできそうなことを探してやっていこうとします。これもとてもいいことだと思います。ずいぶんと前向きになれていますよね。

こうなってくると、もう大成功!心のブレーキが外れて、成長が加速し、どんどんポジティブ思考になっていきます。

眠る前に、自己肯定ワークをすると…

毎日1分間でいいので「自己肯定ワーク」を行います。自分の「できたこと」を見つめ直す時間です。

例えば、これは私の「できたこと」なのですが、1分間の自己肯定ワークを行うと…。

「朝イチで洗濯ができた」という日記が1分間のあいだ、画面に何度も映し出されます。それを何度も眺めて、自己肯定感を潜在意識へ浸みこませます。

自己肯定ワークを行って、アファメーションを行うと、相乗効果により「自分のありのまま」が受け入れられるようになり、ハッピーモードになれます。

これから眠りに入る直前のまどろみ状態では、潜在意識への擦り込みや書き換えがしやすくなるといわれています。今日できたことに満足して、幸せ気分でいながら眠りに落ちると、さらに良いできごとを引き寄せるというすばらしい効果があるのです。

1週間といわず、1カ月、3か月と続けてみてください。今までと違う自分を発見できるはずです。セルフハグと合わせて自己肯定ワークも行えば、効果的だと思います。

お子さんにも「すごいね!」「がんばったね!」の声かけを続けていくと、自己肯定感はアップするでしょう。褒める時は、「すぐに!」そして「具体的に!」がいいですね。

他にも、褒めことばはたくさんありますよ。

・すごいね!

・がんばったね。

・助かるなあ。

・それ、いいね!

・気がきく~、ありがとう。

不登校も長期になってくると、生活面での最低限ルールを作って、それを守れたら褒めるというのもアリだと思います。よい行動を習慣化させて、「いいね!」と褒める。もし、「褒めようがないな…」と感じられれば、褒められるようなことをするように仕向けて、褒める機会を増やすようにしたらいいですね。

お手伝いは、子どもにとって、褒められる材料になります。家の中で自分にできることがあり、それをしたことで家族のみんなから感謝され、認められる経験は、心の成長にとって、とても重要なことです。

褒められるのは心地の良いことですから、家族のためにまた、お手伝いしようとお子さんは思います。それを継続していくことが、お子さんの自信に繋がったり、自己肯定感を高めることに繋がったりしていきます。

毎日、お子さんを褒めてあげましょう!大事な家族の一員なのですから。自分が認められ、必要とされていると感じることが、心の成長の一歩になると思います。


学校で友達とうまくやっていけないお子さんや

不登校の子に対して心配でたまらないお母さんへ

不安な気持ちを吐き出すだけで

解決への具体的なプロセスがわかり

お子さんの社会性とコミュニケーション力がどんどん上達する

19年特別支援教育に携わり親と子を見守り続けてきたカウンセラーが導く

家族みんなで笑い合えるようになる やさしい3ステップ

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