不登校になるきっかけの1つに発達障害がある

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不登校になる原因がわからない

不登校のきっかけが何かという原因を追求し、その原因を取り除けば、すぐに再登校できるようになるでしょうか?これは何ともいえません。もちろん、はっきりした原因があるなら、まずそれを解決することは大事です。

不登校は、何がきっかけで始まるか確かなことは言えません。個々により原因は異なりますし、具体的な原因がなく、何となく始まるケースもあるからです。

しかし、原因を追究していくと、その原因の一つに発達障害が影響している…というケースがあることは本当です。また、心の病気や体の病気が隠れていることもありますので、お子さんのことをしっかりと見てあげる姿勢が大事です。

例えば、うつ病や不安障害、起立性調節障害などですが、他にも強迫性障害や摂食障害などの疾患が隠れているかもしれません。もしこのような疾患が疑われるようでしたら、児童精神科などを受診してみましょう。

不登校は長期化することが多いですが、回復のために身体を休ませているはずなのに、逆に生活リズムの乱れなどから起立性調節障害などを引き起こすということもありますので、気をつけたいものです。

不登校になるきっかけの1つに発達障害がある

不登校の原因の1つに発達障害が潜んでいることがあります。小学校低学年では、あまり気にならなかったが、学年が上がるに従い、学習面や集団生活において、いろいろなところでつまずきが出てくることもあります。このせいで、不登校が始まり、よくよく調べてみると発達障害だったというケースもあるのです。

発達障害の定義については、以下のとおりです。

  • 自閉症
    ・・・1 他人との社会的関係の形成の困難さ
      2 言葉の発達の遅れ
      3 興味や関心が狭く特定のものにこだわること
    を特徴とする行動の障害。
  • 高機能自閉症
    ・・・自閉症のうち、知的発達の遅れを伴わないもの。
    ※アスペルガー症候群とは、知的発達の遅れを伴わず、かつ、自閉症の特徴のうち言葉の発達の遅れを伴わないもの。なお、高機能自閉症やアスペルガー症候群は、広汎性発達障害に分類されるもの。
  • 学習障害(LD)
    ・・・基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すもの。
  • 注意欠陥多動性障害(ADHD)
    ・・・年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすもの。

 <出典:文部科学省 特別支援教育について よくある質問より抜粋>

学習面のつまずきや対人関係の問題は、お子さんの特性と関係があり、得意・不得意の差が大きくなって、そのせいで、困り感が大きくなっているので、特性に配慮した関わり方というものが必要です。

発達障害が認められる場合は、特性に応じた細やかな対応をしていけば、再登校しやすくなります。「もしかして…」と思われましたら、早めに対応してあげるのがいいですね。

自治体により若干の差があるかもしれませんが、特性に配慮した教育を受けられるシステムがありますので、ご相談されることをおススメいたします。


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